日本は、「小さな国」でしょうか?
私たちは、みんなの力で「きらめ樹」をすすめ、「世界の宝」原生林を温存し、荒れた人工林を「日本の宝」にはぐくむことを目指しています。誰もができる森のお手入れ、きらめ樹(皮むき間伐)。それは、400年後、500年後に繋がる夢のはじまりです。国民一人あたり13本の間伐を、10年間続けると日本中の森が蘇ります。
間伐の対象は、植えられて半世紀放置された森。木々は細く、林内は暗く、下生えもありません。間伐材も当然細く、抜け節もいっぱいです。しかし一年半後、枯れ落ちた葉っぱの間から森に光が差し込み、まっ茶色だった大地が一面の緑で覆われます。シカや熊の餌もいっぱいです。
皮を剥いた木々はゆっくりと「林内乾燥」し、材木として好適な状態に。この軽くなった木を、重機を使わずみんなで森から担ぎ出します。間伐材の「潜在供給力」は国内の「木材総需要」を上回ります。
市場に出せば赤字の木を一枚、一枚、自分たちで製材。そこには「効率」よりも、「無駄なく活かす」ことを喜びとする「女性の視点」がいつもあります。
この板を床板、壁板に加工するのが「きらめ樹工房」。でも、壁にも床にも家具にもなれない木々が大量にいます。この薄板を卒塔婆に手加工。伐採からこの最終加工までの「汗の値段」が一枚*600円です。この卒塔婆が広がると、全国に「一万人の雇用」が生まれます。
細い丸太が活かされます
節にも、ちゃんと墨がのります!
女性が関われる森仕事
やがて、ヒノキの森では、初回の間伐さえクリアすれば、次の間伐からは黒字が発生します。そして、この間伐を繰り返していくと、法隆寺の改修が再び必要となる400年後に直径2mの巨木が13本、1ヘクタールの森に聳えています。その数、全国で1億8000万本。日本は、世界に誇る「木材資源国」です。
きらめ樹のお塔婆は、決して見た目は綺麗ではありません。節のない綺麗な商品は、外国の太い材を使っています。きらめ樹のお塔婆は、末口10センチという細い間伐材を利用していますので、節があります。しかし、この材が街に出て行くことで、日本の森に仕事が生まれ、もう外国の材に頼らなくてもいいのです。
ご先祖様を供養するお塔婆。 そのご先祖様の願いは、子孫の幸せではないでしょうか? 私達がいま、白木を使うことをご先祖様は、未来の子孫は喜んでくれるでしょうか?
このお塔婆は、森の蘇りのために間伐された木材(ヒノキ)を使って、一つ一つ丁寧に手作りされています。 細い間伐材の使用により、膨大な森に光が入り、下草や草木が育ち、小動物が現れ、豊かな循環が生まれます。 森や山が潤うと、海を豊かにする水の流れも少しずつ始まります。
行き過ぎたライフスタイルを見直し、命を育んでくれる地球に感謝し、生きることを忘れませんように。 そんな想いを込めて私達は、お塔婆を作っています。
今、このお塔婆に共感してくださるお寺さん、神社さんが増えています。みなさまのご先祖様も、ぜひ、日本の木から作られたお塔婆で供養されてはいかがでしょうか?個人での購入も対応しております。サイズなどはご相談ください。
ぜひ、みなさまのご協力を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
*価格:一枚600円(税抜)
基本サイズ:長さ1500mm×幅70mm×厚さ10mm
サイズ対応いたします。ご相談ください。
宮城県白石市 当信寺さま
山梨県山梨市 大井俣窪八幡神社さま ※神式では、標木と言うようです
静岡県富士宮市 興徳寺さま
静岡県富士宮市 本光寺さま
山梨県富士川町 明王寺さま