きらめ樹が目指す森の姿を、詩にしました。
体験会では、実際に残す木をみんなで囲んで、この詩の朗読を聞いて未来の森の姿をイメージします。
「500年の森の夢」
500年後。
樹高35m、直径3m。
一見広葉樹の森の中、
神々しい杉・桧がそびえている。
1haに8本。
仲間が巣立っているのを見送りながら
この森に残ったエース君達。
日本が世界が求める大径木。
その数、日本全体で1億1000万本。
日本はもう木材の輸入国ではない。
世界が見ほれる木材資源国だ。
6人の人と手をつなぎ輪になって座ってみると
その輪はおおよそ直径 3m。
500年後の大木を抱きしめる感じ。
その木はかつては線香林と呼ばれる森に
ひしめいていて、
直径わずか20〜30㎝しかなかった木。
樹高も15m前後しかなかった木。
その木は今、きらめ樹している森にいる。
この森のどこかで、光を求めて立っている。
500年後の森とつながろう。
きらめくあなたは光の使者。
500年後につながる光の使者。
じわりじわりと世界は変わる。
小さな力を集めて世界は変わる。