Q.倒れた木はもう使えなくなるのですか?
倒れた木は朽ちていれば使えませんが、朽ちていなければ使うことができます。しかし、天然乾燥がかかっていない風倒木はとても重いので、人力で運び出すのは困難です。また枯死木は市場では引き取ってはくれません。ですので、風倒木などは通常は使われずに森の中で放置されてしまうことがほとんどです。
きらめ樹の時に、そのような倒木に出会うこともありますが、重機がなく運び出せないという理由で利用していません。しかし、倒れた木であっても、気づいたその時に皮をむいてしまえば天然乾燥材として運び出しもできて使えるようになります。
余談ですが、きらめ樹材(皮むき間伐材)は乾燥しているため軽く、重機を使わなくても自分たちで運搬でき、自分たちで製材加工して自主流通しています。