Q.木の間伐はどのくらいの頻度で行うのですか?
きらめ樹では、少なくとも10年は手を入れなくても良いように、1本1本の木の直径を計測して断面積を出し、その断面積合計で、その森の健康ぐあいを判断してから方針をたてて皮むき間伐をしています。断面積合計を出すのは、自前の早見表を作ってそれを使っています。
林業で理想とされてきたのは5年に一度、20%の間伐をするシステムでした。しかし、そのこまめな手入れがなかなかできずにきています。
きらめ樹の頻度としては10年を考えているというのが答えになります。それをするためには、10年で日本中の放置人工林を間伐するための広がりが必要だということです。そこで森の再生は自分の問題として、きらめ樹に関わってくださる方が増えるように体験会やお話会を各地で頻繁に開催しています。