Q. 間伐は、森林組合など林業のプロがやる仕事ではないのですか?
昭和40年、高度成長期の頃、全国には林業従事者が26万人いました。平成27年現在では4.5万人です。26万人が関わって仕事になっていたほどに植林された人工林は、とても4.5万人で手をいれられる面積ではなく、今のプロだけではとても手が足りません。日本の森林面積、使用している木材量1億立米、仕事の量から言っても北欧と同等の、労働人口7000万人の8%、560万人くらいが森の仕事をしていてちょうど良いほどです。
森の仕事は、本来だれがしても良いのです。ただ、どの仕事の世界でもそうですが、はじめは皆初心者です。森との付き合い方、間伐の木の選び方から始まって、チェーンソーの使い方や安全なフォームと伐採の仕方、製材の仕方、加工の仕方や安全な木工機械の使い方など、すべての工程を丁寧に教えてくれるシステムがとても大切なのです。特に、きらめ樹は六次産業化していますので、間伐と伐採のみならず、加工と出荷までの工程が森の仕事になっています。ですので、情報共有することがたくさんあります。
その情報共有のシステムとして、きらめ樹リーダー養成講座、きらめ樹インストラクター養成講座、伐採リーダー養成講座を要望に応じて不定期に開講しています。