~きらめ樹を、本気で仕事に~
本年度、富士山麓で神奈川茅ヶ崎小学校5年生の
野外体験としてのきらめ樹体験を受け入れました。
1学年126名。参加費は生徒一人当たり3500円。
生徒5人につき1名のスタッフを付けますので、
当日はスタッフ25名+フリー1名の26人体制で臨みました。
この茅ヶ崎小学校の子どもたちは西湖に野外宿泊体験に来ており、
そこから約1時間をかけて富士宮の森に来てくれたのです。
ここに、3つの意味があります。
1つは、きらめ樹が日当1万円前後の「仕事」になること。
スタッフ1人につき3500円×5=17500円の収入があり、
仮にそこから通常10%の旅行会社マージン、10%の経費を差し引いても
スタッフ1人につき3000円の準備人件費と
10000円の当日人件費が支払えます。
準備は必ずしも全員は必要ありませんので、
半分のスタッフで半日働いたとして、その支払額が6000円。
準備も、しっかりとお仕事になりますね。
地元の小学校には体験予算がありませんが、
遠方に出かける野外宿泊体験にはちゃんとした予算があるので、
きらめ樹体験をビジネス化することが出来るのです。
2つ目に、間伐が進むこと。
たった1日で25ゾーンの間伐が終わるのです。
面積でいえば、1250㎡、もしくは2500㎡。
1ヘクタールの間伐がわずか4日、もしくは8日で終わります。
全国には幾つの小学校があるでしょう。
半径1時間圏内に宿泊している小学校から
8校をきらめ樹体験に引っ張れば、少なくとも1ヘクタール、
あるいは2ヘクタールの森が再生し、強く豊かな森になっていくのです。
3つ目は、地方に新しいお金が回りだすこと。
126人のきらめ樹体験の実収入は、
15%の旅行会社マージンを差し引いても総額374850円。
今までは地元を素通りしていたお金が
たった1日でこれだけ入ってくるのです。
ここまでは、運営側のお話ですが
もちろんプログラム内容は、
子どもたちにも楽しく森に親しんでいただける内容です。
きらめ樹全国ネットワークの支え愛営業をお願いいたします。
ぜひ、多くの小学校の宿泊体験学習で取り入れていただき
国民全員で森に光を入れて行きましょう。